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焼却処理サービス

機密文章処理業者の幅広いサービスのなかの 1つ、「焼却処理サービス」について紹介しています。焼却処理サービスの特徴、問題点などをくわしくまとめていますので、参考にしてみてくださいね。

焼却処理サービスの特徴

焼却

焼却処理サービスは、機密書類などを焼却することによって情報を抹消するサービスです。仕組みはさまざまですが、業者が段ボールを回収し、未開封のまま焼却するシステムになっているところが多いです。

ただし、専門業者が行っているよりも、廃棄物処理業者などが他の廃棄物と一緒に、機密書類の焼却を行っているケースが多く、セキュリティにばらつきがあります。

専門業者が請け負っている場合でも、最終的に処分するのは廃棄物処理業者であることが多く、充分に説明を受けた方が良い場合があります。

焼却処理は、機密書類を焼却することで情報を完全になくすことができます。また、紙媒体以外のCDーROMなどの電子媒体でも処理することができます。

焼却処理サービスのメリット

文書を跡形もなく抹消することができる

焼却処理の最大のメリットは、機密文書が完全に燃えて無くなるという安心感ではないでしょうか。大きな焼却炉の中で燃やしてしまえば、文書は跡形もなく抹消することができます。昔ながらのこのわかりやすい処分方法は、特に小学生の頃学校に焼却炉があった年代の人たちには受け入れやすい方法かもしれません。

紙以外の廃棄物もまとめて処理することができる

もう一つのメリットは、紙以外の廃棄物もいっしょに処分できるという点です。データをコピーしたCD-ROMなどの媒体や紙を閉じているホチキスの針やクリップなどもそのまま出すことができるため、文書をバラバラにする手間がかかりません

また年末の大掃除や事務所移転など、他の廃棄物が多くある場合はすべてまとめて産業廃棄物処理業者に焼却依頼をすることも可能です。

焼却処理サービスのデメリット

リサイクルができない

一昔前は一般的であった焼却処理ですが、環境に配慮した社会づくりが求められる昨今、ほとんど無くなりました。焼却処理をしてしまうと、リサイクルはできません。

現在機密文書の処理方法として主流になっている溶解処理では、全体量の9割程度をトイレットペーパーかそれ以上の品質に再生できるようになっています。

古紙をリサイクルできれば、樹の伐採を減らすことができるのです。貴重な資源をムダにしないためにも、できるだけ再生可能な処理方法を選んでいきたいものです。

地球環境に悪影響

焼却処理を行う機密文書処理業者が少ない理由として、地球環境に対して悪影響を及ぼすという点も大きいではないでしょうか。

書類を燃やすことで一番問題となるのがCO2やダイオキシンなどの有害物質。

これらの有害物質は地球環境や人間の体に悪い影響を与えるということが広く知られているため、社会ではゴミの焼却を減らしていこうという流れが主流になっています。 地球環境を守るという意識を持つ人たちが増え、企業にも環境に配慮した事業活動が求められている中、環境に配慮している企業であれば特に不向きな方法ではあります。

焼却処理を行う業者が少ない

現在機密文書の処理を扱っている業者はほとんど溶解による処理を行なっています。焼却処理そのものが少なくなっていますので、焼却処理を安心してまかせられる業者を探すのが難しいかもしれません。

出張裁断や持ち込み裁断を行なっている機密文書裁断サービスでも、裁断したあとは溶解処分されることが多いというのが現実です。

セキュリティの甘さが心配

機密文書の焼却処理を行なっている専門業者がほとんど無い状況下で焼却処理を依頼するという場合、一般の産業廃棄物処理業者へ委託することが多くなります。

その場合心配なのが機密文書に対するセキュリティです。専門的な教育を受けていない一般的な産業廃棄物処理業者では、わざわざ手間をかけて機密文書だけを特別扱いすることはないため、以下のようなトラブルが発生する可能性もあります。

運搬の途中で紛失する可能性

基本的に産業廃棄物というのは紛失や盗難にあったとしても被害には当たらないもの。機密文書はダンボールなどにしっかり詰めて、密閉して出すことがほとんどだと思いますが、運搬の途中で無くなってしまい、誰かの目に触れたとしても一般的な産業廃棄物処理業者の場合責任は問えません。

保管時に盗難にあう危険性

一般的な産業廃棄物は、処理施設に持ち込まれてもすぐにそのまま処理されるとは限りません。施設内で数日間外に置かれていることもあります。その間に盗難にあって機密文書が漏洩したとしても、産業廃棄物処理業者の責任を問うことはできません。セキュリティ面では大きく不安が残ると言えるでしょう。

こうしたリスクを避けるためには、機密文書を自ら焼却処理施設まで持ち込んで完全に焼却されるのを見届けるしかありませんが、その場合人件費や車両費、手間なども余計にかかることとなります。

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